みんな応援してるぞ!
「なぁ、急に呼び出して、ごめん」
「え、うぅん。全然大丈夫だよ。何かあったの?」
「は、話があるんだ、聞いてくれるかい?」
「うん」
「俺たち、出会ってからもう25年になるんだな。」
「……」
「今までいろんな場所で楽しいことも辛いことも、一緒に経験してきたよな。隣にいることが当たり前だと思いすぎてて、言えてなかったことなんだけど…」
「……」
「俺さぁ、これから、ちゃんとするからさ、だからさ、、」
「……」
「もう!恥ずかしいから、一度しか言わねーぞ!」
「お前のことが好きだーーっ!!!
俺と付き合ってくれぇぇぇーー!!!」
「……」
「よ、洋子…?」
「ふん、昔のトレンディドラマかよ…」
「洋子…」
「25年も……
待たせるんじゃないわよー!!」
「洋子ー!!」
「聖司さん」
「洋子」
「聖司さん!」
「洋子!」
「おめでとう」
「おめでとう」
「……」
「おめでとう!」
「おめでとう」
「おめでとうー!」
「おめでとう」
「おめでとうー!」
「聖司!やっと言えたのか!」
「もう〜女の子待たせ過ぎだぞっ!!」
「いや〜、めでたいな〜」
「おめでとうー!」
「おめでとうー!!」
「そ〜れ、キース、キース!」
「キース!!」
「キース!!」
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
キース!
「ふふっ、娘の成長も早いものね。」
キース!
キース!
キース!
完