僕と愛と涙の教習所物語〜父さん、僕運転席に座っちゃうよ〜
前回の続き
ついに重い腰を上げた、僕。
まずは教習所選びや
東京だから都内にはないのかなーと思っていたんですが、結構あるもんですね、教習所。
大久保や恵比寿にもあるか〜
と正直どこにしたらええんや
とパソコンと睨めっこしていたら、丁度家の近くに送迎バスが停まる教習所があったので、
ここだ!!
と思い、早速次の日に教習所に行って受付のお姉さんとやり取り。
俺「すみません、車の免許取りたいなと思って来たのですが、午前中だけとか、スケジュール的には大丈夫でしょうか?」
お姉さん「午前中の受講希望ですね。はい!スケジュールはこちらで組みますので大丈夫ですよ!!」
若くて元気な女性でした。
あっ、ここは当たりだ!
と実感しました。
なんだかこれからの教習生活が楽しくなりそうや〜〜(^-^)
自然とテンションが上がっていく僕。
俺「そうですね〜やっぱり、マッドマックス好きの僕としてはMTですよね。AT限定なんて、マックスに怒られちゃいますよ〜。ハハッ!」
お姉さん「………」
俺「……??」
お姉さん「あの……」
俺「……はい」
お姉さん「マッドマックスって何ですか??」
!!!
ま、ま、マッドマックスを知らない!?
しまった…
教習所でお仕事している人達=車・バイク好き
車・バイク好き=マッドマックス好き
と思い込んでいた僕はその時凄い衝撃で思わず後ろに仰け反ってしまいました…
でも、後でよくよく考えたら、
車・バイク好きだからって、映画好きって訳でもないだろうし、
ましてや教習員じゃなくて、受付のお姉さんな訳やしな。
その時はそんな事考えられなかったけど、、
お姉さん「マックスってなんですか?」
俺「あ、映画っす……」
お姉さん「あ、映画ですか……なるほど」
俺「ちっす」
お姉さんのなるほどの言葉にはどういう意味が込められていたんだろう?と考えていただけで、その日1日は寝付けなかった。