オリバー・ケンのおりおりおー!

人間は想像する生き物。足りないところは想像力で補えばいいのです。

全ては華のある存在になるために

今週のお題「映画の夏」なのでまたまた書きます。

 

夏ですね〜

みなさんは今、夏休みですか?

お盆で実家に帰省中ですか?

 

私もお盆の時期になると実家に帰省します。

昼から夕方くらいに墓参りに行って、夜は同級生と食事して近況報告やら昔話やらで毎年楽しく過ごしているのです

 

 

 

 

 

 

が、、

 

 

 

それ以外やることないんですよね…

 

 

 

 

 

31歳、独身、彼女なし

 

 

 

 

 

 

 

 

暇に決まってるやん!!

 

 

 

 

暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇暇

 

 

 

ひぃ〜まぁ〜〜!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

失礼しました。

でも、私みたいなのじゃなくても、実家帰ったら以外とやる事ねーなって人多いと思うんですよね。

 

じゃあ、なにしようか?

 

 

 

 

 

DVDでも借りてくるかな

 

 

 

 

でも、色々ありすぎて何観ていいかわからなーーい!!

 

 

と言う人にお勧め作品を紹介したいと思います(前置き長いな>_<)

 

 

 

どーーん!

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黒澤明監督の「用心棒」

 

 

えーーー!!

昔の作品!?

白黒映画!?

なんか敷居が高そーう!!

 

と、思っている生徒諸君。

まぁ、黙って聴きなさい。。。

 

 

映画を全然観ないという人でも、黒澤明という映画監督はご存知だとは思います。

それはやはり、日本だけでなく世界的に見ても素晴らしく面白い作品を世の中に出し続けてきたからなんですね。

 

 

私が初めて黒澤作品を観たのは高校生の頃。クラスメイトの留学生に訊かれた事がきっかけでした。

「オリバーは黒澤明観たことあるかい?」

「いや、ないよ。」

「ショッック!!ここはジャパーンだよね!?クロサワアキラのいたジャパーンだよね!?みんなクロサワを観てないなんて!オーマイガッッ!!!!」

 

彼は凄く鼻息が荒かったことはよく覚えてます。

 

そんなになのか??

 

彼が言うにはアメリカのレンタルビデオ屋の外国映画コーナーには黒澤明の作品が一部を占めていて、他の日本の作品を足しても黒澤明の作品の方が多いそうです。

 

 

そんなにか!

 

じゃあ、観ないわけにはいかないじゃないですか!

 

 

それで観てみたのが、

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羅生門

 

 

学校の教科書にも乗ってたし、これでいいかと軽い気持ちで観たのですが、

これがまた面白かった!

 

 

 

なるほど、黒澤明か。。。

認めてやるよ!(何様ー!>_<)

 

詳しくは他の方々が書いてますので、そちらを参考にしてね

https://youtu.be/doaQC-S8de8

↑これ分かりやすいです。

 

 

敢えて一つ言うならば、

どの黒澤作品にも言えることですが、役者さんがみんな素晴らしい!!

もう演じてる役その者にしか見えないくらい役がはまっているんです。

 

 特に三船敏郎さん

黒澤作品には無くてはならない存在です。

 

他の作品も全て観たのは言うまでもないのですが、

今回紹介する「用心棒」は黒澤作品が難しい芸術作品というイメージのある方には、特に取っつきやすく、エンターテイメントとして十分に楽しめると思います。

あと、110分と2時間以内に収まってるのもお勧めする点です。(「七人の侍」や「赤ひげ」は3時間超えますからね。「用心棒」を観て面白かったと思っていただけたら、観てくださいね)

 

もちろん、「用心棒」にも三船さん出演してます。

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三船敏郎演じる三十郎が渋くて、かっこいいんです。

 

三十郎の存在感がテレビ画面からでも、ヒシヒシと伝わってくる。

流石、世界のミフネ

華のある方とはこういう人のことをいうのかと、初めて三船敏郎さん観た時感じたのを覚えています。

 

 

今回ブログを書くにあたって、改めて「用心棒」を観直したんですけど、

 

やっぱり、カッコイイですよね!!

男が惚れる男。

三船敏郎

 

そのような存在に一歩でも近づきたいと思うのが男子たるもの

 

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三十郎は考え事をする時や話をする時によく顎に手をやって髭を触る癖があるのですが、

私も華のある人になりたい!と思い、この癖や喋り方を数日前から真似してたわけです。

 

マイブーム イズ ミフネ

 

全ては華のある存在になるために。。。

 

 

それは、知人や友人に会った時も変わりません。

 

全ては華のある存在になるために。。。

 

 

でも、友人もいつものおちゃらけぱーとは違う私に少々戸惑い気味

 

「何?どうかした??」

「いや、なんにもねーよ(三十郎風)」

 

私は必要以上に難しい顔で顎を触っていると、、、

 

 

「なんだよ!おめー、刺されたなら言ってくれよ!俺持ってるからさ!!」

 

 

 

 

 

??

 

何?刺された?

 

 

 

 

 

 

 

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彼は鞄からムヒを出してくれました。

 

 

いや、

 

 

蚊に刺されたわけじゃないんだけど……

 

 

 

華のある存在には程遠いという現実を突きつけられた夏の1日でした。

 

 

 

 

あと、黒澤作品には日本語字幕機能も入っているので、作品の始めの人間関係が分からなくなったら、これを使って観ることお勧めします。

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おしまい