映画の楽しみ方
お久しぶりです。
オリバー・ケンです。
ブログ書こう、書こうとは思うのですが、なかなか時間がなくて、、いや〜いかんですな。続けないとf^_^;
今回も映画の話です。
皆さんは、映画観てますか?
なかなか時間が無くて観ない人も多いのではないでしょうか?
子供の頃や学生時代は時間が有り余っていたのでよく観ていたけど、社会人になると仕事で忙しくてなかなか観る暇がなくなりますよね。
私も昔に比べたら観る回数少なくなりましたね〜
映画を観ると言っても、映画館に言って新作を観るのもいいですけど、映画の楽しみ方の一つに好きな映画を何度も観直してみるというのがあると思うのです。
子供の頃に観た大好きな映画
今、改めて観てみると違う感じ方や発見があります。
そして今回紹介するのがこちら
子供の頃、父親に勧められて観てからどハマりして何度も観ていました。
2010年にジャッキー・チェン出演でリメイクされていますが、今回は1984年のオリジナル版の紹介
ウィキペディアから抜粋
主人公のダニエルは母親と二人暮らし。母親の仕事の都合により引っ越すことになった。
新天地ではフレディという新たな友達もでき、フレディの誘いでパーティに行くことになった。
そこでお金持ちの少女アリに一目ぼれ、
すぐに相思相愛になるが、
偶然通りかかった不良グループのリーダー格ジョニーが、
アリとダニエルの様子を見て激怒して、ダニエルにケンカを吹っ掛けダニエルを叩きのめしてしまう。
ジョニーはアリの元彼で、少年空手選手権のチャンピオンであった。
ダニエルはそれ以来ジョニーとその空手仲間達から壮絶なイジメにあうようになる。
そんな中、アリとアパートの管理人ミヤギ老人だけがダニエルに優しく接する。
ハロウィンパーティの夜、ジョニーらに仕返しを試みたダニエルは、逆にリンチに遭ってしまう。
ダニエルの意識が朦朧とする中、どこからともなく現れたミヤギがジョニーたちをあっという間に倒してしまう。実はミヤギは従軍経験も持つ空手の達人であった。
そして、ジョニーたちの道場と話しをつけた結果、
決着は2か月後の少年空手選手権で付けることになり、
ミヤギはダニエルのコーチを引き受ける。しかし練習は、ワックスがけやペンキ塗りといった雑用ばかり。
しかし、一見雑用にしか見えない練習こそが、空手の動きをマスターする特訓であったのだ。
もちろん、映画のラストは大会の決勝でジョニーを倒してダニエルが優勝!
このなんとも王道と言いますか、少年ジャンプ的なストーリーに小学生の頃は夢中になりました。
決勝のシーンで見せた必殺技?鶴の構えからの足蹴りを真似したのは私だけではないと思います。
10代の頃は素直に楽しめたのに、
20代になると映画の見方も変わってきます。
この頃は昔のヨーロッパ映画にハマっている時期でした。
「やっぱ、映画通なら昔のヨーロッパの作品だよね!」的な私は他の映画好きとは違うんだぜと言う背伸びしたい時期だったこともあり、20代の頃に観たベストキッドは粗探しばかりしてました。
だいたいさ、引っ越して直ぐにパーティーに誘われるって、、どんだけパーティーピーポーなんだよ!アメリカどんだけー!!
おい、お前らヘルメットしろよ
上半身裸で体育の授業すんなよ
おいおい、トイレもうちょっと高く造れよ
2人とも車の免許ないのに
運転するなよ
ミヤギさん車の免許ないのに
何でこんなにも車持ってるんすか?
大会前日にデート
辞めちまえ
だいたいこの鶴の構えの技もさ
なんとなく右足蹴りがくるって分かるやろ!
百歩譲って分からないとしてもさ、警戒するよね?
モロに食らってますやん…
しかもこの鶴の構え
ミヤギさんがやってる姿を
見て
自主練しただけ
ミヤギさんもこの大技を練習してたなんて知りません。。
だから、ここ一番でダニエルさんが鶴の構えの技をやるの見たらさ、普通は
ダニエルさん!何やってんだよー!!そんな大技教えてないでしょ!たった2ヶ月しか空手やってないんだからー!
レフリーストップ!ストップ!
誰かー!タオル投げてー!!
てならなアカンやろ
実際は
もう、それや!それしかない!!行け!ダニエルさん!!行けー!!!的な顔してますね。
ジョニーも負けた後は…
めっちゃ、いいヤツ
と、まぁ…
20代の頃はこんな感じで観てました。
めっちゃ歪んでますね。
でも、
私も30代に入ってから、また久しぶりにこの作品を観てみると違った見方ができるようになりましたね。
取り敢えず、細かい突っ込みどころは気にならなくなりました(笑)
まぁ、そんな時代もあったんだね〜的な感覚で楽しめるようになってました。成長?ですかねf^_^;
でも、やはり気になったのはジョニーが負けてからいいヤツになってたシーン
あれを観て思ったのは、
ジョニーは最後わざと負けたんじゃないかなと思ったんですよね。
根っからの悪ではないジョニーさん
今まではただのやんちゃ坊主だったジョニーも
大会での戦いを通じて
武闘家としてのプライドが芽生え始めてきているジョニーさん
それは他の仲間達も一緒です。
彼等はまだ高校生。色々と成長著しく多感な時期でもあります。
学ぶことも吸収するのも早い。
社会や大人の汚い部分に触れ、
迷い
戸惑うこともあります
社会の歯車になる?
上の命令は絶対?
これが正しいことなのか…?
戸惑う若者たち
卑怯な手を使われても立ち上がってくる者
先生彼を見て何とも思わないのですか!?僕は正々堂々と…
えっ……
大人なんて…
みんなこうなのか……?
ここからは尾崎豊の「 OH MY LITTLE GIRL」を聴きながら読んでね。
【ジョニーの心の声】
なぁ、ダニエル。お前もう動けないんだろ?何でそこまでして?
たった2ヶ月で決勝まで来るなんてよ。
まったく凄い奴だよ、お前は。
お前は笑うかもしれないけどな、
俺はこの大会で武闘家としての心って言うか、プライドみたいなもんが芽生えちまったらしい。
だから…
俺はこんなボロボロの身体のお前に勝っても全然嬉しくないんだ。
けど、
大人達は俺たちの気持ちなんてお構い無しさ
本当は俺…
戦いたくなんか…
でも、でも、
ヤらないと俺が先生にヤられるんだぜ。
なぁ、ダニエル。社会に出るってこういうことなのかな?
お前は俺とは全然違うんだな。すげー綺麗なんだよ、瞳が。
暖めてあげよぉ〜♪
なぁ?ダニエル。
俺たち、違う形で出逢ってたら
親友に
なれてたかな?
何でお前はそこまでして…
お前も
武闘家としてのプライドが芽生えちまったのか?
ふっ、バカだな俺も
もう大人なんて関係ねぇ!
受けて立つぜ!
俺のパンチか
お前のキック
どっちが速いのか
正々堂々と
勝負だ!!!!
こんなにも愛してる〜♪
二人黄昏に肩寄せ歩きながら〜♪
いつまでも いつまでも〜♪
離れられないでいるよぉ〜♪
どうです?
こうやって観ると
このシーンも
納得できると思うんですよね〜^ ^
年齢を重ねるごとに映画作品の見方や考えが変わってくるのが面白いな〜と感じる今日この頃。
皆さんも是非、昔好きだった作品を観直してみて下さい。
おしまい