地獄で何も悪くないっす!
どうもー、オリバー・ケンです。
ブログのお題に最近見た映画とあったので書きますね。
今回はこちらです。
園子温監督作品
「地獄でなぜ悪い」
あらすじはウィキペディアから
極道・武藤組の組長・武藤大三は、
服役中の妻・しずえの夢でもあった、娘のミツコ
を主演にした映画製作を決意する。
映画の神様を信じるうだつのあがらない映画青年・平田純
と、通りすがりの普通の青年・橋本公次
を監督に、
スタッフやキャストは全員自分の子分
のヤクザで構成した。
さらに、武藤組と対立する池上組の組長で、ミツコに恋心を抱く池上純と池上組全体を巻き込んで、事態はとんでもない方向に進んでいくのであった。
最高の映画を撮ることを夢見ている映画青年と、自分の娘を主役にした映画を作りたいヤクザの組長が出会ったことで、本物のヤクザ同士の抗争を利用して任侠映画を撮影するというクレイジーかつファンキーなアクション・コメディ
もうね、話の設定から面白そうと思っていたのですが、観終ってからの感想は
なんて、面白い映画なんだ!!!
映画の神様!園子温様!!ありがとうございます!!
2013年公開の作品なのですが、何故今までこんな面白い作品を観てなかったんだ!
クソッタレーーー!!
ビッグバーンアターーーーック!!!!
て思うほど、自分を卑下してしまった。
私は凄く楽しめたのですが、
でも、この作品は好き嫌いが別れる作品だなとも思いました。
ヤクザの抗争シーンなどなどかなり、血みどろでグロテスクなシーンが多いですからね…
人も死にまくるし(笑)
スプラッターや血が苦手な方にはお勧めできないかな…
でも、そういうのが大丈夫な方には是非観てもらいたいお勧め映画です!
このブログを描くあたって、他の人達のレビューを見たりするのですけど、グロすぎて駄目だったという方多かったですね。やはりな…
あと、ストーリーがはちゃめちゃ過ぎてついていけないとか、現実味がなさ過ぎるいう感想も多かったのですね。
でも、私は全然大丈夫でした。
というのも、映画の最初の方で、ヤクザの組長の妻のしずえが対立する組の連中を殺すシーンがあるのですが、
ああ、なるほどこういう作品なのねと。
そして、組長の妻役を友近さん
が演じている(笑)のでコメディでもあるんだなと理解しました。
はちゃめちゃスプラッターコメディ!
もう最初の15分くらいで細かいことは気にしないで頭空っぽにして観よーという気持ちになっていたので、作品の世界観にスーッと入っていけました。
アウトレイジ的な作品ではないなと(笑)
キル・ビル+コメディ的な感じかなと。
あと、この作品を観て感じたのが長谷川博己演じる平田が
にそっくりなんですよ!
喋り方から行動まで、諸星あたるにしか見えなくなってくる。
そう思って観ると、他のキャストの人達もうる星やつらに登場してくるキャラクターに見えてくる
私が子供の頃はよくアニメの再放送がやっていたので、毎日楽しみにしていた大好きなアニメの一つです。
あのヤクザの抗争も
うる星やつらのドタバタシーンに見えてくる
子供の頃から好きな作品に似ているからこの「地獄でなぜ悪い」という作品も大好きなのかな?
とにかく私は最初から最後まで笑いっぱなしで観てました。
私にとって
という作品でした。
映画のタイトルの「地獄でなぜ悪い」
も好きですね。
これは私の勝手な想像ですが、
タイトルの
「地獄で」は「こんなはちゃめちゃな映画で 」なのかな
こんなはちゃめちゃな映画でなぜ悪い!俺は自分の好きなものを撮るぜ!!
という園子温監督の熱い魂の叫びのように感じました。
まぁ、勝手な想像ですけどねf^_^;
地獄でなぜ悪い お勧めです!
おしまい